目標を数値化する意味

多くの研修の最後は、今後どのように行動していくか目標を設定する時間が与えられます。適当な目標では意味がありませんし、大き過ぎる目標も非現実的です。努力を重ねた結果、達成できるかできないかの目標を設定します。
大体の目標ではなく、きちんと数値を明確にした目標を設定することで成果が分かりやすくなります。例えば、一ヵ月平均で20台車を売っているが、研修の内容を活かして25台まで伸ばすなどです。すると、25台より低い数値であれば何が悪かったのか反省できますし、逆に目標を超えた場合も何が良かったのか判別できます。今よりもっと車を売るという大雑把な目標では、成長スピードも遅くなります。数値を決めて行動する意識が、全社員に求められます。

数値化することで研修の意味を問う

研修をすると、基本的に社員の能力は上がります。ただ、せっかく研修を実施するのであれば能力を大きく上げたいと思うのが普通です。能力が大きく上がったか否かを判断する物差しは数値です。
例えば営業の成績をアップさせようとする時、研修前と後でどのように数値が変わったかを見ると研修の効果が一目で分かります。もちろんやる気のある社員や習得が早い社員はすぐに成長できて、そうでない社員は成長スピードが遅いので研修に取り組む姿勢も重要ではあります。また、すぐに成果が出なかったからと言って研修が失敗だと判断するのも時期尚早です。全てが思い通りに行くことはむしろ稀なので、数ヵ月くらいは数値の変動を見る必要があります。