相手の話を聞くことの重要性

有望な社員を見つけるポイントとしてコミュニケーション能力の有無がひとつの指標になっています。しかし、コミュニケーション能力を見極める際は「話す」ことばかりに意識が向きがちですが、実は「聞く」ことも重要な指標となっているのです。社員研修の場で、話すときは自己表現のチャンスなので、高いモチベショーンで取り組むものです。でも、聞くときは意外と油断をし、リラックスしている人が少なくありません。個人的な差はありますが、聞くという行為は直接その場で評価の対象にもならないし、わかったかわからないかが、相手に伝わりにくいことが理由として挙げられます。上手な聞き方や、感じの良い聞き方ができるかどうかで、コミュニケーション能力を測っていきましょう。

話すことと聞くことの両立ができているか?

話すことは準備をして場数を踏めば、ある程度のことができるようになります。また、話すときは周りを気にして、とりつくろって話すので、よほどのことがない限り、悪いふるまいにはなりません。一方で、聞くときは、そうもいきません。話の中身にもよりますが、興味のない話題となると、つまらなそうな態度になりがちです。さらに聞くという行為は、かなり集中し、聞く機能を持つ脳細胞をとぎすまし、相手の話をレシーブできる人間性と知識がなくてはできません。ですから、話すときよりも聞くときにその人の本当の人間性が現れます。つまり、「あの人は聞き上手だ」「あの人は本音を引き出してくれる」というような評判のある人は、本当の意味でコミュニケーション能力のある有望な人材だといえるのです。